堂本光一が「SHOCK」2018回 25年で国内演劇単独主演の最多記録を更新

堂本光一が「SHOCK」2018回 25年で国内演劇単独主演の最多記録を更新

カーテンコールで笑顔を見せる堂本光一=東京都千代田区の帝国劇場(佐藤徳昭撮影)

(産経新聞)

KinKi Kidsの堂本光一(45)が9日、東京・帝国劇場で主演中のミュージカル「Endless SHOCK」の夜公演に出演し、亡き森光子さんが「放浪記」で達成した同一演目での国内演劇単独主演最多記録を15年ぶりに塗り替える2018回を達成した。

この日は終演後、特別カーテンコールが行われ、平成12年の「SHOCK」初演時にライバル役で出演した今井翼(42)らが駆け付けた。今井は「光一君は40代の鑑です」などと祝福の言葉を送り、バラのアーチやくす玉割りなどで記録更新を祝った。

堂本は「正直、実感はまったくない。いつも通りやろう、という一心でやってきた。自分には何もないから、命を燃やして輝きをお届けするしかない」などと25年間を振り返った。総立ちで祝福した観客に「皆さんの顔を拝見し、こんなにも人を幸せにできる仕事に就ける自分自身も幸せ」などと感謝の言葉を繰り返した。

「SHOCK」シリーズは、堂本のフライング(宙づり)や、約5メートルの高さから転げ落ちる〝階段落ち〟など、大がかりな仕掛けで知られる人気舞台。堂本は21歳で主演を始めて以来、25年間代役なしで舞台に上がり続けた。

シリーズは、今年11月の帝劇公演を最後に終了することが発表されている。ラストイヤーとなる今舞台でも、堂本が作・構成・演出・主演を担当。45歳ながら4度のフライングで観客の頭上を舞い、名物の階段落ちや激しい殺陣、ダンスや歌など、出ずっぱりで奮闘している。(飯塚友子)

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