国内外で活躍ヴァイオリニスト・澤田智恵さん「ウクライナへの祈り」コンサート! 横浜・青葉台「フィリアホール」で6・11開催

国内外で活躍ヴァイオリニスト・澤田智恵さん「ウクライナへの祈り」コンサート! 横浜・青葉台「フィリアホール」で6・11開催

ウクライナ音楽家支援コンサートを行うヴァイオリニスト・澤田智恵さん。1月には能登半島地震復興支援コンサートを東京東信用金庫両国本部で開催し、客席に下りて「花は咲く」を演奏した

(スポーツ報知)

 国内外で活躍するヴァイオリニストの澤田智恵さんが6月に横浜で「ウクライナ音楽家支援コンサート」を行うことになった。日本ウクライナ芸術協会を創設して代表となった2018年から続ける主催公演に、今年はウクライナからの避難民による合唱団も加えて開催。いまだ戦時下にある現地に思いを寄せながら、澤田さんは「ウクライナはかつてないほどの困難に陥っています。音楽をお聴きいただくことで支援にご参加いただけたら」と呼び掛けた。

 「ウクライナへの祈り」と題したチャリティーコンサートは6月11日19時から、会場は横浜・青葉台の「フィリアホール」。澤田さんによるヴァイオリン演奏はもちろん、澤田さんと同じロシア三大音楽院の1つ、ロシア国立グネーシン音楽院卒業でウクライナ出身のピアニスト、シャポワロフ・レオニードさんが各種コンクール優勝経験のピアノを披露する。その他、朗読やバレエなどとの饗宴となる。

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年が経過し、平和への願いむなしく戦争終結が見通せないなか、澤田さんは「ウクライナ国内の音楽家である友人からは、心身ともに疲れている様子のメッセージが連日届きます」と現地の状況を説明。「コンサート中に警報が鳴ったら演奏を中断して地下室に避難しながらも、日々音楽活動を続けています。音楽によって勇気と希望をウクライナの方々に届けている現地の音楽家とその活動を、私たちは支援し続けてまいります」としている。

 澤田さんは国立音楽大を卒業後、国内での演奏活動を経て07年から国立グネーシン音楽院に留学。その後、ウクライナ出身の世界的ヴァイオリニスト、オレグ・クリサさんに師事。日本ウクライナ芸術協会を創設した18年に西日本豪雨災害でチャリティーコンサートを開始。20年からはウクライナや医療従事者などの支援コンサートを積極的に行っており、今年1月には各地で能登半島地震復興支援コンサートを開催、精力的に活動している。今回もチケット収入による支援のほか、当日は会場で募金を呼び掛ける。

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