同時通訳者が明かす 英語から日本語への変換力とは?バイデン氏・トランプ氏の英語の違いも語る

毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。

街頭インタビューで名前が挙がった、その人にとっての“神様”の中から、特に気になる神にスタジオにお越しいただく当番組。5月11日(土)の放送では、埼玉・大宮で出会った「来週から短期留学に行く予定があって、カナダのトロントに行きます」という22歳・大学生の男性が、「通訳の第一線で活躍されている方」と柴原早苗さんを挙げた。

この男性は柴原さんに習っていたそうで、「通訳に必要なアウトプットのトレーニングだったり、必要な知識とか勉強のやり方も何でも教えてくれる先生。すごく尊敬しています」という。

さらに男性は柴原さんについて、「広島サミットの時の(アメリカの)バイデン大統領の同時通訳をしたりしてました。トランプ前(アメリカ)大統領とか、結構有名な方の同時通訳をやる方」「変換のスピード、反応も早いし頭の中のボキャブラリーもあるので、すごい方だと思います」と説明。

同時通訳とは大統領の会見などを生中継する際、ほぼ同時に翻訳し伝える仕事。英日通訳者約5,000人中、国際会議の同時通訳ができる人は約200人と限られている。

素早く通訳するために必要なのが、端的に短い言葉に置き換える「変換力」。例えば、トランプ氏のスピーチを例に紹介すると「We will see what happens.」これを直訳すると「どのようになっていくかを見ていきましょう」と長くなってしまう。そこで柴原さんは「あとは様子見です」と短くまとめた。

さらに変換力が際立ったのが、シンガーソングライター ビリー・ジョエルが「自身の曲の気に入っているポイント」について答えた時のこと。

「There’s always a little bit of a sour note in every chord.」直訳すると「どのコードにも常に少し酸っぱい音があるんだ」となるが、「酸っぱい音」ではイメージがつきにくいと思った柴原さんは、「どのコードにも常に不協和音があるんだ」と変換した。

今回スタジオにお越しいただいた柴原さん。ヒロミが「(通訳する)相手のキャラクターもある程度認識して…バイデンさんとトランプさんでは全然違うだろうし」と聞くと、やはり「準備の段階で、ものすごく予習をしないといけないんです」と柴原さん。

バイデン氏とトランプ氏、「違いがあるんですか」と孝太郎が聞くと、柴原さんは「話す英語も全く違う」、トランプ氏の英語は「小学校4年生くらいのボキャブラリー力と言われているんです」という。

「ある意味では通訳はしやすいんですが、トランプさんの使う言葉って汚い言葉が多いんです。例えばCrazyと言ったり、卑劣なという意味のNastyというようなことを連呼しますので、(その言葉遣いが)放送禁止用語に引っかかるかもしれないんですよね。なのでそこのところをどれくらいオブラートに包んで(通訳するか)」とその工夫を明かした。

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