博多大吉“進化止まらぬ”大谷翔平に感心 羽生結弦への期待も「方向性変わって面白い事に」

 お笑いコンビ「博多華丸大吉」の博多大吉(51)が20日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月〜木曜後1・00)に生出演。MLBのオールスター・ゲームに2年連続出場したエンゼルス・大谷翔平投手(28)や、19日にプロ転向を表明したフィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)についてコメントした。

 大谷投手はア・リーグの「1番・DH」で先発出場。第1打席で、ナ・リーグ先発の左腕カーショー(ドジャース)の初球をメジャー・オールスター初安打となる中前打した。日本人のオールスターでの安打は、松井秀喜(ヤンキース)、イチロー(マリナーズ)以来3人目で13年ぶり。出塁した大谷は、二盗が期待されたが、けん制した。試合前には「ファーストピッチ、ファーストスイング、ザッツイット(初球を打つ。だれだけだ)と話しており、宣言通りの中前打だった。

 「改めてすごいよね〜。なんなんでしょうね」と大吉。「だってイチローさんが出た時に“こんな人、もう2度と現われない。生きている間、メジャーで大活躍する日本人野手なんて”とか言ってたよ?」と振り返った上で、大谷投手の貫禄たっぷりの振る舞いについて、「けん制でアウトで苦笑いとかね、それがまた絵になるというのがすごいよね。いや〜すごいね、進化が止まらないね」と称賛した。

 続けて、プロ転向を表明した羽生選手について、「プロの方がなんだろう…絶対にこけられないとか、そういうプレッシャーがないぶん本当に伸び伸びと。(競技会とは)また違う、方向性が変わっておもしろい事になるんでしょうね」と期待を寄せた大吉。即座に「またチケット取れないんでしょうね」と推察し、「今でもね、アイスショーってなかなかチケットが取れないって聞きますけど、ここに羽生さんが入ってきたらこれはもう無理。いやもう生きている間は(会場での観戦は)無理かもしれない」と笑いながら明かした。

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