今村翔吾氏 書店空白地帯の佐賀駅に来月書店オープン 出版不況にも言及「様々な形で光を模索していく」

 直木賞作家の今村翔吾氏(39)が12月3日、佐賀駅(佐賀市)に新たに書店「佐賀之書店」をオープンさせる。佐賀市在住で「カリスマ書店員」と呼ばれる本間悠さんが店長を務める。

 佐賀駅には以前、書店があったが、21年8月の水害で本が濡れるなど被害を受けたのを機に閉店。駅の再開発後も飲食店が中心で、幅広い世代の市民から書店の復活を望む声が寄せられていたという。

 今村氏は2016年度の「第23回九州さが大衆文学賞」を受賞し「今回の縁はその機が巡ってきたのだと強く感じた」と説明。「出版不況が叫ばれていますが、私今村翔吾はそれをただ嘆くだけではなく、今回のように様々な形で光を模索していく所存です」と意気込んだ。

 今村氏にとっては、21年11月に大阪府箕面市の書店を事業継承した「きのしたブックセンター」に次ぐ書店経営になる。

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