ビートたけし 島崎俊郎さん悼む「あまりにも突然のことなので、なんと言っていいかわかりません」

 お笑いタレントのビートたけし(76)が7日、自身の公式サイトで、急性心不全のため6日に68歳で死去したタレントの島崎俊郎さんを悼んだ。

 島崎さんとは1981〜89年に放送されたフジテレビの人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」や、日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で共演。島崎さんの代名詞となった人気キャラクター「アダモちゃん」は85年に「ひょうきん族」の「タケちゃんマン」のコーナーで誕生した。

 たけしが「ひょうきん族」の楽屋で「お前、ポリネシアンダンサーに似てるな」と言ったことがきっかけで、台本には「島崎登場、爆笑の渦の中退場」としか書かれていない状況で衣装を着せられて迎えた本番。「ア〜ダ〜モ〜ス〜テ〜、ペイ」と明るく踊った姿に、台本通りスタジオは爆笑のうずとなった。島崎さんは後日、周囲に「追い込まれてやけくそで出てきた偶然の産物。だから面白かったのかな?」と振り返っていたという。

 たけしは「島崎君のことはあまりにも突然のことなので、なんと言っていいかわかりません」と悲しみのコメント。短い言葉にショックの大きさをうかがわせた。

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