ディーン・フジオカ「別れ間際に交わした会話 今も頭の中で」クリエイター山本海人さん悼む

俳優ディーン・フジオカ(43)が19日、インスタグラムを更新。親交のあったクリエイター山本海人さんを追悼した。

フジオカは、山本さんが脳腫瘍のため41歳で亡くなったことを報じた記事を貼り付け、病床の山本さんと撮したツーショットをアップ。「あの日は、久しぶりの固形物の食事だったんだってな。声は掠れてたけど、いつもの軽口だったから、到底そうは思えなかった。元気そうで何よりだ、なんて言って安心してた自分が嫌になる」と面会した際の様子をつづり「昔みたいに拳を合わせて、別れ間際に交わした会話。今も頭の中でずっと繰り返してる。果たせない約束が、また一つ増えた」と悔やんだ。

フジオカと山本さんは米国留学時代に出会い、約20年にわたって親交があった。フジオカは出演した情報番組などで自身の行きつけの店として、山本さんがオーナーを務めた東京・渋谷のサンドイッチ店「BUY ME STAND」を紹介したこともあった。「まだシアトルにいた頃、よく2人でチェスしながら、たわいも無い話で馬鹿笑いして、腹が減ったら、ビーフフォーとかバインミーとか、ベトナム料理ばっか食べてたな、俺たち。細かい事は気にしない、仲間想いで、危なっかしいけど、お前と一緒にいるだけで、なんだかいつもワクワクする気持ちになってた」としのび、「寂しくなるな。本当にイイやつだった、って月並みな言葉かもしれないけど、今、心からそう思うよ。たくさんの優しい思い出。今まで本当にありがとう、カイト」とつづった。

山本さんはアパレルブランド「SON OF THE CHEESE」や、ダイニングバー「SOBER」などを手がけたことで知られた。

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