タモリ「鯖街道って名付けがよくない。ゾウ街道の方がいいかも」

タレント、タモリ(78)が11日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。旅のパートナーを務める福岡局の野口葵衣アナウンサー(28)と福井・小浜市を訪れた。

小浜が1408年、東南アジアからゾウを載せた大型船が来航したことから記録上、日本で初めてゾウが上陸した地といわれていることを知ると、「今考えると、鯖街道って名付けがよくないですね。ゾウ街道の方がいいかもしれない」と提案。野口アナは「それだけ、いろいろなものを運んでいたということですもんね」と苦笑していた。

かつて若狭湾で取れた魚を陸路で京都まで運んだ通称「鯖街道」。京都まで塩で締めたサバを運んだことから、そのルートが鯖街道と呼ばれるようになったとされる。小浜市によると、約500年前にサバを運んだ記録が残っており、鉄道が普及するまで続いた。

今も小浜市では塩とぬかで漬けた「へしこ」などサバを食べる文化が盛んで、京都にはハレの日に「鯖寿司」を食べる習慣が残るという。

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