ひろゆき氏「検察は無実の人の人生をオモチャにしてもお咎めなし」袴田巌さん再審公判に私見

「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が24日までに、X(旧ツイッター)を更新。1966年に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審公判について言及した。

ひろゆき氏は「東京高裁が検察側が挙げた有罪立証の理由の多くを検討した上で『袴田さんを犯人と推認させるものではない』と退けているにも関わらず、死刑を再び求刑する検察幹部」と記し「検察は無実の人の人生をオモチャにしてもお咎めなし」と私見をつづった。

袴田さんの裁判をやり直す再審公判が22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であり、検察側は確定審と同様に死刑を求刑、弁護側は改めて無罪を主張し結審した。静岡地検の小長光健史次席検事は閉廷後、求刑について「極めて悪質な事案であることなどを踏まえた」と説明。主任弁護人の小川秀世氏は記者会見で「腹立たしく許されない」と批判した。判決は9月26日。

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