俳優の神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土曜・午前8時)は8日に、第115話が放送された。初登場となった俳優の井上順にネットは反応。「ナイスキャスティングじゃん」とファンが興奮した理由は…。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
寿恵子(浜辺美波)は渋谷で待合茶屋を開くため、住民を座敷に集めた。弘法湯の利権者・佐藤(井上順)や荒谷(芹澤興人)に熱意を伝え、ついに開店させた。
今回が初登場の井上は渋谷区生まれの渋谷区育ちで、「渋谷区名誉区民」でもある。渋谷区の公式サイトでも紹介され、表彰した理由について「渋谷区くみんの広場実行委員会委員長の重責を担うとともに、その会場において多くの区民と気さくに交流するなど、区民文化の振興に多大な貢献をした。その功績は、正に区民の範たるものがあり、区の誇りとするもの」と説明している。
粋なキャスティングをネットは称賛。「井上順さん、渋谷のご出身なのでぴったりの配役ですね」「渋谷区の名誉区民の井上順さん。感慨深い。夢(妄想)がなくちゃね」「あ、そうか渋谷だから!」「井上順さんが渋谷出身というのもびっくり胸熱ですね!」「渋谷との縁が誰よりも深い井上順さんを持ってくるとは」「井上順は渋谷育ちだから。ナイスキャスティングじゃん」「渋谷の顔役を、生粋の渋谷っ子の井上順さんがやるの、いいなー」の声を寄せていた。
井上は自身のX(旧ツイッター)でもプロフィール欄に「渋谷生まれ渋谷育ち」と記載。放送前日だった7日の投稿では、ドラマでも登場した「弘法湯」の石碑に足を運んだことを報告。「神泉駅の踏切から徒歩20秒。私の立っている所が弘法大師ゆかりの『弘法湯』の跡地の石碑前です。この話が出ると言うことは、明日の朝ドラ『らんまん』に関係がある?それは観てのお楽しみ。こんな事書いてもし関係なかったら、“順坊も筆の誤り“、いやいや“弘法“でしたね。ははは」と楽しそうに記念撮影した。