企画・原作を秋元康氏が手がけ、病院を舞台に描くミステリー&ノンストップラブサスペンス。“5分に1回の恐怖”をテーマにした史上最恐ミステリーになっている。
■第1話あらすじ
脚本家の春野翔太朗(佐藤)は、田舎道を運転する恋人・三森アリサ(福本莉子)の隣で緊張していた。理由は2つ。彼女の両親へのあいさつのためアリサの実家へ向かっている最中だということ。そして、アリサは車の免許がとりたてだということ。「アリサと結婚するまでは死ねない」悲劇の始まりは、そんな言葉を口にした直後に訪れた。
目を覚ました翔太朗は、病院の大部屋にいた。突然現れたトラックを避けようとして、車ごと崖から転落する不運な事故で榎木田記念病院に運び込まれたのだ。しかし、あたりを見回すとアリサの姿がない。看護師・山根ミク(ベッキー)が、一命は取り留め女性病棟にいるというが詳細を明かそうとせず、担当医・石原祐二(板尾創路)も、かなりの大手術だったと説明するものの、アリサの話になると言葉を濁し、かたくなまでに会わせてくれようとしない。アリサの身に何かあったのか。
同室には、パソコンで般若心経を一心不乱に打ち込む松井時雄(木村了)、競馬新聞を広げながら「翔太朗は全治3ヶ月だ」と豪語する津田八郎(山本浩司)などクセのある5人がそろっていた。ところが、翔太朗がナースコールを押そうとした途端、全員がそれを制止しようとする。ナースコールに一体何があるのか。
病室では刑事による事情聴取も行われた。刑事第一課の工藤文世(池田鉄洋)は明らかに何かを疑っている様子。ドライブレコーダーがオフになっていたというが、翔太朗に心当たりはなく、翔太朗のスマホも見つからないままだという。そして、翔太朗は病院の奇妙なうわさを耳にする。