水野真紀 48歳で大学生に 「幼稚園教諭一種免許」取得きっかけは大物作詞家の言葉「手がかりを」

 女優の水野真紀(52)が27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。48歳で大学生となり、「幼稚園教諭一種免許」を取得したきっかけを明かした。

 夫は衆院議員の後藤田正純氏で高校2年の息子がいるという水野は48歳で聖心女子大学の教育学科に編入学。大学4年次の教育実習などを経て、卒業時には「幼稚園教諭一種免許」を取得した。司会の黒柳徹子から「凄いのねあなた30年ぶりに大学の試験をお受けになったんですってね。30年ぶりの大学生生活はどうでしたか」と振られると、水野は「まず満員電車に揺られて登校したんですね。コロナ前でしたので、マスクしていなかったんですけれども、語学の予習もかねて本で顔隠したりしながら、でもほとんど気づいてらっしゃらなかったんじゃないですかね」と振り返った。

 黒柳が「授業の合間の昼休みは図書館で突っ伏して寝て、帰宅したらうちの仕事をするというような」などと明かすと、水野はテスト前にはセリフを覚える要領で朝息子の弁当を作るなどの家事をしながら教科書を覚えたこともあったとし、「おかげさまで単位を無事取得しました」と笑顔を見せた。

 大学生になったのは、幼稚園教諭の免許を取得するためだったのかと聞かれると、「最初は幼稚園教諭免許を取ろうとは思っていなかったんです。それが目的で入ったわけではなかったんですね」と回顧。「ちょうど43、4の頃だと思います。日本人の女性の平均寿命を考えた時に折り返し地点に来たなと思ったんです」とし、人生の後半戦を自分はどう生きていこうかと思った時に、以前、作詞家の阿木燿子に言われた言葉を思い出したという。

 その言葉とは「自分の名前が随分世に出て、凄く皆さんに良くしていただくことが増えて戸惑いがある、こういうものはどうしたらものでしょうか」との質問に対する答えで、「それは若い方に還元していけばいいの」というもの。「やはり少しこう世の中にとか、人様に、何かお返しできることができたらいいなと言う思いと、その手がかりを探しに受験しようと思いました」と決意を明かした。

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