サッカー元日本代表のエースで、11年のW杯優勝メンバーの澤穂希さん(43)が26日、フジテレビ系「ポップUP!」(月〜金曜前11・45)にゲスト出演し、家庭での“司令塔”ぶりについて明かした。
15年に現福島ユナイテッド副社長の辻上裕章氏と結婚し、引退。現在、5歳の長女のママでもある。辻上氏は番組の取材にリモートで応じ、「すごいなと思うのは、ネガティブなこととか嫌なこととかを一切口に出さない」と、澤さんのポジティブさに脱帽していた。
澤さんは「(夫の)仕事が忙しいので、疲れて大変なことがあったりするとハグしたりとか、子供に対してもそうですけど、私もそうですけど安心感というか、安心するなというのがあるんで」と説明。自身が他人に弱みを見せることは「あまりない」といい、「唯一、主人は見せられた男性」とも打ち明けた。
ポジティブ思考は、家族に手渡す弁当にも。おにぎりを包んだラップに、「ありがとう」「大好き」「smile」など、元気になるメッセージを書き添えるという。「その日の主人の体調だったり、モチベーションとか雰囲気で書いたりしている」といい、「喜んでくれますし、写メとか撮って送ってくれたり、意外に残してくれてます」と反応を明かした。すると、山崎夕貴アナウンサーは「夫(おばたのお兄さん)が、結婚した当初にやってくれてたんですけど、1年してなくなりました」とぶっちゃけ、笑わせた。
現役時代と同様、家庭でも頼られることが多いという。「主人も娘も自分でできることを全部、自分にパスするんですよ。サッカー用語で言うと、各自ドリブルできるところを、私にパスしてくるから、結構もらいっぱなしだから大変」と苦笑い。「状況を見て、こっちもパスを配給したいので、“はい、これやって”というのはあります」と、家庭でのパスさばきについても明かしていた。