メーガン妃が2016年夏、ヘンリー王子と初デートをした当時、同妃はカナダ人の著名レストラン経営者と同棲していたことが、先週発売されたが英作家トム・バウワー氏の新著「復讐:メーガン、ハリーのウィンザー家との戦争」で明らかになった。
同棲していた相手はセレブシェフでレストラン経営者のコリー・ヴィティエッロ氏。同書によると、メーガン妃がヘンリー王子との出会いとなった初デートのため、ロンドンに向かった頃には、コリー氏との関係は破局に近づいていたという。
同妃とコリー氏は14年、同氏が高級レストランを経営するトロントで知り合い、すぐに交際が始まった。同書は、「2014年7月10日、(メーガン妃が出演していた米ドラマ)『SUITS/スーツ』のキャスト仲間とコリーのレストランで食事をし、メーガンは『The Tig』で絶賛した」と記した。The Tigとは同妃が運営していたライフスタイルサイトで、そこでレストランレビューを掲載。「コリーは私のお気に入りシェフ」と書いたという。
同書によると、その直後にコリー氏とメーガン妃は交際を始め、トロントの中心地アネックス地区に3ベッドルームの家を借り、一緒に生活を始めた。コリー氏を通じてメーガン妃はカナダ社交界のセレブらと交遊を深め、後にメーガン妃の親友となるファッションデザイナー、ジェシカ・マローニーとも知り合ったという。
ジェシカの夫ベンはカナダのマルルーニー元首相の息子で、その人脈を通してメーガン妃はカナダ政界の有力者とも知り合い、現職のトルドー首相を含む政治一家のトルドー家とも親交を深めたという。それが今、同妃が「米大統領選に出馬する」など、政界入りへの意欲が報じられる下地を作った時期だったようだ。