アイドルグループ「ＮＭＢ４８」が２５日、大阪市のＮＭＢ４８劇場で本気ものまね選手権「ＮＡＭＢＡ―１決定戦」を開催した。
同イベントは「アイドルだから何でもできる！ アイドルだから何にでもなれる！」をコンセプトに、本物のものまね・モデル・アクトレスの３つのテーマで、月１回・同劇場にて企画イベントを実施するというもの。優勝は審査員と会場のファンの投票で決定する。
ＭＣの渋谷凪咲が「ＮＭＢ４８はアイドルではありませんので、ええ意味で手あたり次第可能性を広げていきます」と話したように、ひと口にものまねと言っても、その切り口はさまざま。中森明菜に扮して「ＤＥＳＩＲＥ」を披露した貞野遥香のような〝正統派〟から、中島美嘉の雰囲気だけで押し切った新澤菜央、まさかの「リアルゴリラ」になり切った水田詩織、お笑いコンビ「藤崎マーケット」から「ラララライ体操」を直伝された瓶野神音・隅野和奏組など、オーディションを突破した１１組が思い思いのものまねを繰り広げた。
審査員を務めたものまねタレントのみかんは「ものまねで大事なのは１番に勇気。勇気９割で何とかなる」と話し、「ものまね番組に出てると思う。いつでも待ってます」とレベルの高さを認めた。
イベントは昼公演と夜公演の２回行われ、昼公演では「ＵＳＪのクルー」のものまねを披露した佐月愛果が優勝。佐月は「ＮＭＢに加入して、お披露目の日に特技披露でもさせていただいた。ＮＭＢになった日からやり続けているので、正直怖いものなしではありました。ありがとうございます」と笑顔を見せた。２位の新澤は「うれしいですけど、普段〝あざとい〟担当なので、あんまり２位取ったって言わないでください」と照れていた。
夜公演では瓶野・隅野組が優勝した。
