水谷隼氏 ロシア軍“大量虐殺”情報に「こういう映像が出る度にロシア側はウクライナ側がやったとか…」

 元プロ卓球選手の水谷隼氏(32)が4日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領は、首都・キーウ(キエフ)周辺で、多くの市民が殺害されたことについて「大量虐殺だ」とロシアを非難したことに言及した。

 人口約3万7000人のブチャだけで280人の遺体を集団埋葬したとフェドルク市長が2日明らかにした。14歳の子供も殺害されたという。路上では平服姿の市民の遺体が多数散らばっているのが確認された。ゼレンスキー大統領はキーウ周辺の惨状を「ジェノサイド(大量虐殺)だ」と非難し「後ろ手に縛られて殺害された人や拷問を受けた子供もいた」と訴えた。一方、ロシア国防省は、殺害されたとする市民の映像について「死後硬直が見られず、ウクライナ側が西側メディア用に制作したもの」と主張した。

 MCの恵俊彰が「民間人のご遺体がいろんな所にあって、手を縛られていたり、子供たちもって、考えられない」と言うと、水谷氏は「こういう映像が出る度にロシア側はウクライナ側がやったとかフェイク映像だ、みたいな感じで、もう話す意味もないですよね。必ずロシアは絶対にわれわれではないって認めないんで。でもその中でプーチン大統領ももちろんこの映像を見ているでしょうし、それを見てどうかんじてるんでしょうね」と自身の思いを話した。

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