読売テレビの解説委員長の高岡達之氏(57)が4日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜1・55)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、首都キーウ(キエフ)周辺で多くの市民が殺害されたことについて「大量虐殺だ」とロシアを非難。また、キーウ周辺の惨状を「ジェノサイド(大量虐殺)だ」と述べ、「後ろ手に縛られて殺害された人や拷問を受けた子供もいた」と訴えた。
これに対し、高岡氏は「ロシアの軍制に詳しい方は『ロシアの軍隊には中間管理職がいない。末端はトップの命令を聞く』という話をされるんですが、とてもトップの指示で…」と言及。「民間人を後ろ手に縛って後頭部を打つなんてことは、組織だった指示であったならば、戦争がどんな終わり方をしても、経済制裁は解かれませんよ」と断言した。その上で、「そういう判断すら軍の上層部ができないということは考えにくいと思うので、そういう意味ではそれぞれの街、前線の指揮官に判断が丸投げされてしまってるように思います」と予想した。