峰さを理さんの“故郷”で追悼コンサート 同期や後輩が懐かしの曲歌い継ぐ

峰さを理さんの“故郷”で追悼コンサート 同期や後輩が懐かしの曲歌い継ぐ

峰さを理 追悼チャリティコンサート「愛の旅立ち」=撮影・岸隆子(Studio Elenish)

(デイリースポーツ)

 昨年1月に甲状腺がんのため68歳で亡くなった元宝塚歌劇団星組トップスターで、退団後は女優、歌手として活躍した峰さを理(みね・さをり)さんの追悼チャリティーコンサート「愛の旅立ち」が22日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。同ホールは宝塚時代に数々の主演をした思い出の舞台。同期の寿ひずるをはじめ、後輩たちがゆかりの曲を歌い継いだ。

 同期の高汐巴は体調不良で休演したものの、日向薫、紫苑ゆう、麻路さき、稔幸と峰さんと同じ時代に舞台に立った元星組トップたち、姿月あさと、和央ようか、水夏希、大和優河、北翔海莉といった元トップも出演。“峰ちゃん”の愛称で慕われた先輩をしのんだ。

 峰さんは1970年、宝塚音楽学校に入学。72年に58期生として入団。よく通る豊かな歌唱力と、的確な演技が魅力で早くから注目された。退団後は自身の芸能活動以外にも、歌劇団で日本物を指導などもしていた。

 宝塚バウホール公演23日まで。東京は29日、日本青年館ホール。

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