がんで闘病中の夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子さん(67)が3日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた吉本興業の創業110周年を記念した特別公演「伝説の一日」に出演した。同社によると、花子さんがNGKの舞台に立つのは3年ぶり。
花子さんは2019年12月、血液がんの一種「多発性骨髄腫」であることを公表し、治療を続けている。
この日は吉本新喜劇の舞台に車いすで登場。「きょうは皆さんに会えるのが、すごく楽しみだった」と会場に呼びかけ、得意のマシンガントークで他の出演者と元気な掛け合いを見せた。最後は夫の大助さん(72)に車いすを押されながら「楽しかった」と笑顔で手を振って退場した。