ピン芸ナンバー１決定戦・Ｒ−１グランプリで優勝したお見送り芸人しんいちが２日放送のフジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」に出演。大会後にトラブル状態に陥っているという２位のＺＡＺＹが乗り込んできて本気の喧嘩をはじめ、大荒れ展開となった。
しんいちは、優勝トロフィーを抱えて登場。明石家さんまらが宮迫博之が開店した焼肉屋の話などで盛り上がり、待たされ続けたが、ＺＡＺＹとの話題になると「あいつが、ちょっかいかけてきて。ほんまめっちゃ嫌いです」と嫌悪感をあらわにした。
ＺＡＺＹが大会後に、しんいちがＲ−１出場資格の芸歴１０年以内に違反していると匂わせツイートするなどし、２人が険悪な関係にあるとの説明が行われた。
ＺＡＺＹはスタジオに乗り込んでくると、「芸歴制限がありまして。僕も今年ラストイヤーだったんですけど、しんちさんは先輩なんです」と指摘し、どよめきが起こった。
しかし、しんいちは「お前、それだけ言いに来たん？ほんまこいつ、あたまおかしい。ルールブック読め！」と一喝。しんいちは芸人デビューして１年半後から、活動休止期間が２年半をはさんでいるといい、「事務局にも（休止期間を）引いていいと聞いたわ！お前はネタで負けて、何を言うことあるの？ぐちぐち、負けたからって言うなよ！」とののしった。
周囲が一応「けんかするな」「やめとけ」と止める中、しんいちの怒りはおさまらず、ＺＡＺＹは防戦一方で、ほとんど反論できず。しんいちが「おまえめちゃくちゃ吉本に嫌われてるからな！後輩に嫌われてる」と攻撃を加え、ＺＡＺＹは涙目に。最後は目をおさえてしゃがみ込んだ。
ただ、大荒れの喧嘩の後に、しんいちは、自分はＺＡＺＹを認めているとも言い「Ｍ−１も一緒に出たいと思った」と語った。さんまや、今田耕司らがすすめると、ＺＡＺＹも驚きながらも「出ましょう」と応じ、まさかの和解＆Ｍ−１挑戦が決定していた。
