上沼は冒頭から「たまたまニュース見てたら、びっくりなんてもんじゃない」と安倍元首相の銃撃事件について話を始めた。
「今ちょっと時間たってるから警備に不備とか、あれはこうしといたらとか言うけど、そりゃ警察、SPは思っておかないといけないけど、あんなこと起こるとまず私ら一般は思いもよらない」と驚きを隠せない様子だった。
事件を振り返り「こういうことを迎えると、いろんなところでほんまちょっとね、長生きし過ぎたなって。年的には若いけど、なんとなくネット時代についていってない自分もあるし、見る景色が悲しいことばっかりになってくる。年いってくると、ぴゃっとはじける楽しさなんて皆無やで」と年を重ねるほど悲しいニュースも増えると実感した。
そして「線引くわけやないけどコロナからこっち妙やで。こんなことなかった。あってはならないし信じられへん。頭ぼやっとしてるもん。まさか」とあまりにも衝撃的すぎて感情が追いつかないとした。
「いろんなことがこれから判明していくんやろうけど、どんなことが分かったにせよ、切ないな。言っても大事な方やで」と安倍元首相の死亡を悼み「悲しいことやら悔しいことやら憤り、ナンボでもありますけど、こんなポカンとしてしまって、起きたのは金曜日やけどまだぽやりんとしてしまう。一体なんやろ。世界が変わった。日本が変わって色が変わった。そんな感じがします」と語った。
「何か軸が狂ってる。そんな気がする。私たちは大丈夫なのか自問自答しないと。立ち直れないことが多い。今回のことも結構落ち込んでるもん。別に安倍さんと親しいわけでもお花見に呼ばれたわけでもない。嫌な嫌な嫌な出来事やで」と続け「目立つ方は叩かれる。逆に何も言われないってことは何の仕事もしてないってこと。目立ってましたから。私らに与えるショックがね。計算できないショック。えらい世の中なった。日本も外国みたいになったとかいう問題でない。これは防げたことやわ」と残念がった。
その上で「私たちは陽気にいこう。ブレないように陽気に楽しく皆さんに喜んでもらえるように頑張ろう。これが私らの使命やな」と気持ちを奮い立たせていた。