明石家さんまが9日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。街頭演説中に銃撃され、亡くなった安倍晋三元首相を追悼した。
同ラジオは8日夜の録音。さんまは「大きな事件があったんで、朝からビックリしてしもて」と絶句し「それで(現場が)奈良やというんで、あれ私の実家のすぐ近くなんですよ。だから犯人が知り合いやったらどうしよう…とか、いろんなことを心配しながら」と悲痛に振り返った。
安倍元首相は成蹊大在学時代にアーチェリー部に所属していた。首相になる前にバラエティーで共演し、アーチェリー対決をしたが完敗したというさんまは「番組的には盛り上がらず…」と苦笑。「番組からネクタイをプレゼントさせていただいて。そのネクタイ、ただクールビズでその年からしなくなって。『きれいな色ですね』って喜んでいただいたのに。『いつかお願いします』言うて。そのネクタイをした姿も見ないまま」と冗談を交え、思い出を明かした。
そのため安倍元首相に「親近感を勝手に持ってた」といい「まさかこんなことになる…。それが俺の実家の近くっていうのも…」と戸惑いを隠せず。「警備もなあ…。映像も残ってたけど、そういうことするような雰囲気の顔でもない。ちょっとショッキングな…。こういうことのないように」と願っていた。