三谷幸喜氏、安倍晋三氏が映画試写に来た思い出語る…教えてもらえなかった「気になったところ」

 脚本家の三谷幸喜氏がTBS系「情報7daysニュースキャスター」に出演し、前日に死去した安倍晋三元首相を追悼した。

 三谷氏は19年8月、自身が脚本・監督を務めた映画「記憶にございません!」の試写に訪れた安倍氏と懇談していた。

 三谷氏は「けっこう茶化している部分もあったんで」と映画の内容に触れた上で、当時の思い出として、

 三谷氏『怒ってませんか?』

 安倍氏『怒ってませんよ』

 三谷氏『ちょっとムッとしたんじゃないですか?』

 安倍氏『いやいや、ムッとはしていないですよ』

 三谷氏『本当はムッとしたんじゃないですか?』

 安倍氏『全然、ムッとしていないですよ。ただ1か所、気になったところがあった』

 三谷氏『どこですか?』

 安倍氏『それは言えません』

というやりとりがあったことを回想。

 三谷氏は「茶目っ気というか、その場をおもしろくしなきゃいけない、といつも思っていらっしゃるような方で。政治家としては、これだけ長くやっていらっしゃるから、功罪はあってしょうがないと思うんですけど、人として見たときに、熱いものも持っていらっしゃるし、茶目っ気もあるし、自分の言葉でいつもお話している方だったなと思いますね」としのんでいた。

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