お笑いコンビ、オール阪神・巨人、チョコレートプラネットが2日、大阪市中央区のなんばグランド花月で行われた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」に出演後、囲み取材に応じた。
オール阪神(65)は「芸人の層の厚さはすごいね。これでもかというくらい出てくるもんね」と驚嘆。出番前には持病のメニエール病のため、めまいが襲ったが、気合でトリを務めた。
チョコプラの松尾駿(39)は「10年前はパブリックビューイングのMCをやらせてもらって、携わっていましたが悔しかった。10年たって吉本に認められた感じがします」と大舞台を楽しんだ。
オール巨人(70)は吉本の層の厚さについて聞かれると、「NSCやね」と即答。昔は弟子入りしなければ、芸人になれず、その厳しさから諦める人もいた。「僕らのころは殴られて当たり前。パンパンですよ」と〝名言〟も交えて懐古。芸人の裾野が広がり、競い合うようになった。
オール阪神・巨人の漫才はテレビ用と劇場用で分けていることで有名。「きょうの配信もホンマは断ったんですけど、そういうわけにもいかないので、テレビでもやったことのある昔のネタをやった。ただ、今、劇場でしか見られないネタが2本あります。これはこれからも絶対に配信には出さない」とこだわりを見せた。
また、巨人は120周年について聞かれると「絶対辞めてる。引き際考えてるもん。やりたいこともないねんけど、辞めたいねん」と報道陣をドッキリさせた。