フジテレビのコンテンツ企画部・国際ビジネス担当の秋元優里プロデューサー(38)が2日、フジテレビ「週刊フジテレビ批評」(土曜前5・30)に出演。ヨーロッパ最大の公共放送ドイツZDF社の子会社ZDFエンタープライズ社(ZDFE)と共同出資し制作したサッカー、イングランド・プレミアリーグを題材にした連続ドラマ「THE WINDOW」(全10話、各45分)について語った。
制作現場は相当大変だったようで、「スタッフとキャストが合わせて70カ国の人たちが集まっているので、言語も文化も違いますし、我々からすると何かあっても『1時間後に会おうよ』ってことができないので、コミュニケーションの大変さっていうのはありました」と話す秋元プロデューサー。「コロナの前からメールとかオンライン会議をやったりとか、電話で連絡とったりとか…コミュニケーションは大変ですね」と振り返った。
ドラマのキャスティングについては「感覚の違いみたいなのを1番感じた部分だったと思うんですけど」と切り出し、「日本の場合だと、ドラマを撮影する時に、このキャラクターはこんな感じの人にやってほしいと。じゃあこの事務所のこの方にお願いしようとこちらからオファーしていくと思うんですけど…」と日本のやり方について説明。続けて「海外の場合ですと大体主役から本当に一瞬しか出ないような役でも、オーディションなんです全部。物凄い数のオーディションをしないといけないっていうのはありますね」と海外のやり方を明かし、「役に対するイメージが凄く感覚と違うところがあって、向こうの方からするとアジアの人は比較的若く見えたりするところがあったり…結構難しかったです」と語った。