韓国の女性歌手、ＩＵことイ・ジウン（２９）が２６日、東京都内で行われた韓国映画「ベイビー・ブローカー」（是枝裕和監督）の来日記念舞台あいさつに、主演のソン・ガンホ（５５）、カン・ドンウォン（４１）、イ・ジュヨン（３０）らと出席した。
親が育てられない新生児を預ける「赤ちゃんポスト」を巡る人間模様を描く物語で、先月フランスで開催された「第７５回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞した話題作。赤ん坊の母親・ソヨン役を好演したイ・ジウンは「こんにちは、ＩＵです」と日本語であいさつし、「長編映画は初めてで挑戦的だった。ソヨンという役のさまざまな設定を、立体的に表現できるように」と撮影を振り返った。
抜群の歌唱力とキュートなルックスで、韓国では〝国民の妹〟として絶大な人気を誇る。日本に公式来日するのは約６年ぶりで「空港にも多くの皆さんが来て歓迎してくれました。私も皆さんに会いたいと思っていました」とにっこり。ソン・ガンホは「昨日空港に降りたとき、イ・ジウンさんは１００人くらいのファンの方が迎えに来ていた。カン・ドンウォンさんは３人でしたけど、私は５人来ていたんです。とても気分がいい一日になりました」とイケメン俳優を横目に笑い飛ばした。
