ZOC・藍染カレンが卒業「自分の価値をここから新たに築いていきたい」

 現在活動休止中のアイドルグループ・ZOCの藍染カレンが5日、自身のXを更新し、11月4日の卒業公演をもってZOCを卒業することを発表した。

 藍染は、「いつも応援してくださる皆様へ」と題した文書を投稿。「私、藍染カレンは、2024年11月4日に開催される卒業公演をもってZOCを卒業します」とし、「拙い文章になりますが、今の気持ちを伝えさせてください」と卒業に至った経緯を報告した。

 冒頭、「まずはグループ活動休止中のなか、再開を楽しみに待っててくださった皆さまには、新しいZOCの藍染カレンをみせることができず申し訳ない気持ちです。ごめんなさい」と謝罪。一方で、「2018年9月18日の結成日から約6年間。大切な音楽を拡張するひとりのメンバーとしてZOCを守りたい、その気持ちひとつで活動をしてきたつもりです。本当に色んなことがあったZOCとしての日々の中時と共に変わる形の中でこれまでの時間と、人生と今一度しっかりと向き合い前を向こうと思ったとき。新しいお仕事をさせていただくなかで、自分の価値を、ここから新たに築いていきたいという気持ちが芽生えました」と自身の正直な心境を伝えた。

 続けて「アイドルが大好きで、大好きだから自分は絶対にアイドルにはならないと決めつけて憧れに蓋をして引きこもっていた私が大きな予感に吸い寄せられるように東京に来て、ここまで活動をしてこれたのは、強く強く支えてくださっていたファンの皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます」と重ねて、ファンにお礼を述べた。

 藍染は「ZOCは、間違いなく私の人生です」といい、「手を差し伸べて、ここまで一緒に歩いてきてくれた靖子さん、一緒に活動してきたメンバー、TOKYOPINKのみんな、ZOCに関わった全ての人に支えられ一つずつ自分の理想を壊して抱きしめてきたこの日々を心から愛しく、強く大切に思う気持ちは、初期から今も色褪せません」と活動を振り返った。

 また、卒業後については「卒業後の活動についてはまだまだわたしにも見通せないところではありますが、舞台を頑張りたいと思っています。今後も、色々なことに挑戦していきたいです」と抱負を語った。

 卒業までの残りの期間は、「卒業までの3ヶ月、あっという間になってしまわないようにみんなが愛してくれたZOCの藍染カレンとして、一人のアイドルとして、あなたのファイターレッドとして、心からの感謝と愛をもって!最後のその瞬間まで駆け抜けたいです」と全力を尽くすとし、「どうか見届けてください」と呼びかけた。そして「短い期間ではありますが、やりたいこと全部やるぞ!の気持ちでライブやイベントを組ませて頂きました。会いに来てくれたら嬉しいです。ZOCとして過ごすこの3ヶ月を何よりも特別な時間に、一つ一つ丁寧に取り組みたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」と結んだ。

 ZOCは、シンガー・ソングライター大森靖子を中心に2018年に結成。大森が“共犯者”としてプロデュースし、メンバーとしても活動。今年3月に活動休止を発表し、メンバーの西井万理那、巫まろ、鎮目のどか、雅雀り子が退所していた。

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