漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(62)が。3日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。パリオリンピック(五輪)男子体操の橋本大輝選手(22)らが見せたスポーツマンシップに、感動した思いを語った。
7月29日に行われた男子団体の決勝。橋本選手は鉄棒で高難度の技を次々と決めると、完璧な着地を披露した。会心の演技に場内の観客からは大歓声が起こったが、橋本選手は次に演技をする中国選手のために、口の前に人さし指を立て、なだめるようなジェスチャーをして歓声を静めた。
この振る舞いに、モモコ(60)は「優しい…」とつぶやき、「なかなかできることじゃない」と感心。リンゴも「こんな…ええ子に育ってるよなぁ…」とうなった。
また、個人総合では日本の岡慎之助選手(20)が金メダルを獲得したが、その際、僅差で銀メダルとなった中国のエース・張博恒選手が、すぐに岡選手をたたえて拍手。リンゴは「一瞬、やっぱり『あーっ』っとか(悔しがることが)あるやん、人間って。それを、すぐに拍手したこのスポーツマンシップ」と言い、称賛が止まらない。
リンゴは「賞レースって、僅差で負けることがあるじゃないですか。そんな時にすぐ拍手できる?」と問うと、アインシュタイン河井ゆずる(43)は「むちゃくちゃ悔しい顔してますね」と本音を吐露。一方、稲田直樹(39)は「僕は(拍手)できます」と胸を張って笑わせ、河井が「ウソや!」とツッコんでいた。