【インタビュー】テレビ朝日「出川一茂ホラン☆フシギの会」などのバラエティー番組で「ご当地料研究家」として人気のタレント椿原愛(32)は高校時代に陸上走り高跳びで国体とインターハイに出場したスポーツウーマン。同種目で出身地の高校No.・1になったこともある。「絶対味覚の持ち主」として、ミックスジュースに入った食材をすべて当てるなど存在感を放つ椿原が、元アスリートの視点と五感を生かし、パリ五輪の陸上競技で「推し」の選手をスポニチアネックスに語った。(鈴木 美香)
椿原が注目しているのは、米国代表で女子100メートルに出場するシャカリ・リチャードソン。目を引く髪形、ド派手で長いネイルが特徴で人気の選手。だが、2021年の東京五輪は米国代表選考会の薬物検査で大麻の陽性反応が出たため、五輪に出場できなかった。
椿原は「東京五輪の分もどんな走りをするのか」とレースへの期待を口に。そして「鍛え上げた短距離選手らしい太腿の筋肉が美しい選手。さらに、どんな髪色、どんなネイルでレースに出てくるのか、どう驚かせてくれるのか、走りとともにその姿も楽しみ」と話す。椿原の高校時代は「おしゃれをすると記録が伸びないと言われて禁じられていた」という。だからこそ「世界第一線の選手がとても長いネイルを付け、自身の気持ちを高めている姿にはとても興味がある」と語った。世界の度肝を抜くパフォーマンスに期待が高まる。
女子100メートルの予選は日本時間2日夜に行われる。