原作は『ホタルノヒカリ』などを手掛けた、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社『BE・LOVE』連載)。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと、年下の訳ありシングルファーザー・楠見と娘・ルカの風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディを届ける。
3人が演じるのは、楠見の娘・ルカ(倉田瑛茉)が通う保育園の同じクラスの子どもたちのママ、パパたち。送り迎えのときくらいしか顔を合わせることがないため、なかなか互いのことを知る機会がないママ、パパ同士だ。しかしルカが保育園の友達とトラブルを起こしてしまい、西園寺さんと楠見は今までほとんど付き合いがなかったママ、パパたちと関わらざるを得ない状況に。
同じ保育園に子どもを通わせているという共通点がなければ交わることもなさそうな個性際立つママ、パパ3人と、西園寺さんと楠見の“偽家族”がどのように関わっていくのか?そしてそれぞれの家庭のスタイルや事情とは?
■第4話のあらすじ
楠見(松村北斗)の不意の笑顔にドキッとして以来、西園寺さん(松本若菜)の感情は大混乱! そんな西園寺さんに対し、陽毬(野呂佳代)と洋介(塚本高史)は、「それはもう恋だ」と断言する。せっかく始まった“偽家族”生活。それなのに、恋愛感情が絡んでしまうと“偽家族”は成立しなくなってしまう! と考えた西園寺さんは、芽生えてしまった恋心らしきものを全力で駆逐することを決める。しかし、駆逐しようとすればするほど、やたら楠見を意識してしまい挙動不審に…。
そんな中、ルカ(倉田瑛茉)が保育園でトラブルを起こしてしまう。トラブルの原因が“偽家族”にあることを知った西園寺さんは、ルカのお友達とその保護者に自分たちの関係を理解してもらうため、ルカの誕生日パーティーを企画。西園寺さんは苦手な料理やケーキ作り等の準備に全力投球するのだが?