青木崇高、森山未來が役になりきる姿に感嘆

青木崇高、森山未來が役になりきる姿に感嘆

日仏アニメ映画「化け猫あんずちゃん」の初日舞台挨拶に登壇した左から山下敦弘監督、久野遥子監督、五藤希愛、市川実和子、青木崇高

(サンケイスポーツ)

女優の五藤希愛(13)と市川実和子(48)、俳優の青木崇高(44)が19日、東京都内で日仏アニメ映画「化け猫あんずちゃん」(久野遥子、山下敦弘両監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

漫画家、いましろたかしさんの同名コミックの映画化した作品で、人語を話す化け猫・あんずちゃん(森山未來)と人々の交流を描く。第77回カンヌ国際映画際「監督週間」で正式上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭2024の長編コンペティション部門に正式出品されて注目を集めている。

それぞれのキャラクターを彷彿とさせる衣装で登場。青木は「ロトスコープでアニメ化された作品ですが、僕は本当にこのままの役でした。最初、森山未來くんの出立ちを見たときに、黄色っぽいTシャツと短パンに猫耳をつけていて、〝ふざけてるのかな?〟と思ったのですが、汗だくで一生懸命演じていたと後で知りました」と化け猫役になりきった森山に感嘆。市川は「自分がアニメになっていることが本当に不思議な感じです。自分が見て〝うわぁ〟って心の底から驚いた作品を皆さんに見ていただけてとてもうれしいです」とアピール。五藤は「当時はこんな大きなスクリーンの前に立たせていただけるなんて思ってもみなかったです。今、すごく幸せです!」と満面の笑みを浮かべた。

終盤には第57回シッチェス・カタロニア映画祭に選出されたことが発表され、山下監督は「世界をまたにかけるすごい猫ですね」と喜びを語った。

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