水川は岡山出身で、「小2からずっと勉強できましたね。クラストップとか、大体まあ1番か2番とか」。高校はシンガーソングライター藤井風と同じ進学校・岡山城東に進んだ。
しかし「高校に入ったら、皆勉強できる人たちが集まるんで、最初のテストでケツから3番目とかだったんですよ」と明かした。「そうしたらもう勉強いいやってなって」サッカー部の友人とゲームをしたり、楽しい高校生活を送っていたという。
気づくと3年生で部活も引退の時期となっており、友人たちはひそかに勉強をしていたのに、水川は「何もしていなかったんで、話について行けなかった。どこの大学にするとか…」と語った。それでも1年の時から志望校は「京都大学」としていたため、進路指導の面談でも「京都大学」と出したところ担任の教師から「現実を見ろバカ!」と言われたと語った。
水川は「行けるわけねえだろみたいな、すごい腐されて。絶対に殺すこいつ。それまで僕は神童だったんだ。とにかくずっと勉強ができたこの僕に、現実を見ろだと?」と思い「そこから死に物狂いで勉強した」という。数学が苦手だったため、京大はあきらめ、慶大に志望校を切り替えたという水川。
勉強を始めたのは高3の8月くらいから。「めっちゃ勉強しましたよ。朝起きたらイヤホンで英単語を聞いて見て、学校に早めに行って自習室で参考書の問題を解いて。授業とかも、受験に関係ないなと思ったら、サボって自習室行って勉強してみたいなのをずっと繰り返して入りましたね」と明かした。
慶大法学部政治学科を志望したのは、教師への「反骨心」もあったが、その後テレビ朝日のアナウンサーになった竹内由恵がミス慶応になったニュースを見て「なんて綺麗なんだ、絶対に会いたいと思って」決めたという。だが「計算ミスして」竹内とは4学年離れていたため、竹内は入れ替わりで卒業してしまい、会えずじまいだったと語った。お笑い芸人になって、1度だけ会ったというが、「言えなかった」と笑っていた。