今作は日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”である主人公・加賀美零が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディー。
かつては映画部に所属していた直斗は司と仲が良かったが、城島佑(奥野壮)とつるむようになって退部。司とも距離ができてしまっていた。ある日、映画祭に出品するために奮闘していた司たちの大道具やデータを、城島の命令でつぶした疑いをかけられ、直斗は加賀美に連れ去られる。
加賀美はしばりつけた直斗を銃で狙い、まるで映画さながらの大爆発を起こしながら白状させようとする。パニックになりながらも必死に否定する直斗をかばった司は自分の仕業だと告白する。実は役をやってほしかったと打ち明け、これ以上撮影が続かないように仕向けたという。距離ができながらも司はずっと直斗のことを気にかけていたのだ。
実はこれはすべて、秘書・一花(木南晴夏)のアイデア。一花の声でカットがかかると集まった警察や報道陣は群衆が撤収し、すべてが芝居だったことが発覚する。つまりは本当に“映画”の撮影だったのだ。
唖然とする直斗と司を前に、加賀美は「誰の目も気にせず、いたいやつといっしょにいろ!」と叱咤。2人は和解し、以前のように映画で頂点を目指そうと約束する。最後はみんなの前で教室に貼り出されたスクールカーストの序列から、自分の写真をゴミ箱に捨てた直斗と司。すがすがしい表情で、本来の自分と再び友情を取り戻す姿が描かれた。
この展開にSNSでは「友情最高」「紺野くん今までで1番いい顔してる」「最っ高の友情」「鈴木くんと紺野くんの関係性見てると本当に泣きそう」「鈴木くんと対峙した時の紺野くんを思うと胸がいっぱいになる」「あまりにも青春で好きすぎる」「泣くってこんなん」「めっちゃ号泣した」と2人の友情に感動の声が集まった。