5月に新社屋に移転して初の「天神祭生中継」。日本三大祭の1つに数えられる夏の風物詩の放送も40回目の区切りとなり、テーマは「臨場感&ライブ感」。天神祭の船渡御、花火の映像など現場の興奮具合を直に感じられるような演出が用意されている。
東大阪市出身の黒田は「こどものころは来てなかったけど、吉本に入ってお金がない頃にブラブラしてた」という。30年以上経て、天神祭への感じ方の違いを楽しみにしており「まさか自分がメインMCに。感慨深い」とした。
三好直プロデューサーは過去2回、同局特番「大阪おっさんぽ」に出演した黒田を「大阪を代表する方。トークも編集しない方がおもしろいと思った。生のライブで生かされると思った」と新MCへの起用理由を説明した。これまでの西川きよし(78)、ハイヒール・モモコ(60)、リンゴ(62)からバトンタッチ。「ハイヒールさんにどう思われるか。番組に菓子折りでも持っていきます」と笑った。
新社屋は旧社屋から10数メートル東へ移動しただけ。これまで旧社屋の屋上から放送していたが、今回から5、6メートル低い新社屋の屋上に特設スタジオを設置しての中継となる。花火の高さ、角度など見え方も変わるが「花火は一瞬華やかで、一瞬で消えていく。総合MCが花火のように一瞬で終わらないように祈ってます」と笑いで締めくくった。
進行役をフリーの川田裕美アナウンサー(41)。ゲストに石井亮次(47)、黒谷友香(48)、ダイアン・津田篤宏(48)、天童よしみ(69)、大江裕(34)、ゆうちゃみ(22)。取材船には西川きよしと石田靖(58)が乗り込み、大阪天満宮からさや香の新山(32)、石井(36)がリポートする。