ミニライブでは、35thシングル「チャンスは平等」に収録された楽曲を中心にパフォーマンスを披露。ミニライブ終了後、二人の卒業セレモニーが始まった。
はじめに登場した清宮は、スーツスタイルのドレスをまとって登場した。清宮は自身のスピーチで、「私は昔から明るい性格で、負けず嫌いだし、乃木坂46のおしとやかなイメージとはかけ離れているなと思っていました。それでもみんなが“そんなレイちゃんが好きだよ”って認めてくれて、生きていくすごい自信になりました。これから険しい道があっても、なんだかできる気がします」と周りへの感謝を述べた。
その後、清宮は「かっこよくて頼もしくて最強な4期生と一緒に歌います」と告げ、自身がセンターとなり「錆びたコンパス」を披露。その直後に同期の柴田柚菜からのサプライズで手紙が読まれた。柴田は「人生でレイと出逢えて幸せでした。これからもいろんなところに一緒に行こうね」と仲良しの清宮に改めて気持ちを伝えた。
続いて、阪口の卒業セレモニーがスタート。阪口は自身のサイリウムカラーである紫と黄色のドレスを身に纏うと、目に涙を浮かべてスピーチが始まった。
「大好きな乃木坂46に入れて、8年間夢のような時間だったと思います。“本当に夢だったのかな”ってならないように、みなさんどうかいつまでも珠美のことを忘れないでいてくれたらうれしいです。正直言うと、悔しい思いをたくさんしてきちゃいました。それでも地道に一生懸命でいれば、誰かがきっと見てくれるはず、と思っていました。そんな私を見つけてくれたみなさん、本当にありがとうございます」と、涙ながらに乃木坂46とファンへの大きな愛を伝えた。
その後同期の3期生と、阪口のセンター曲「口ほどにもないKISS」を披露すると、パフォーマンス後にはキャプテンで阪口と同期でもある梅澤美波からの手紙が。「寂しすぎます。でも頑張ります。幸せになってね」と別れを告げた。
セレモニーの最後にはメンバーを全員が登場。全員で「乃木坂の詩」を歌唱し、「今まで本当にありがとうございました!」とセレモニーを締めくくった。