「メモリー・グラス」の大ヒットで知られるシンガー・ソングライターの堀江淳(63)が15日放送のBS日テレ「歌謡プレミアム」(月曜後9・00)に出演。かつて流れた“死亡説”について語る場面があった。
CBSソニーの第1回SDオーディションに合格し、20歳だった1981年に自身が作詞・作曲した「メモリーグラス」でデビュー。有線放送から人気に火が付き、甘く中性的な声とはかなげなルックスも話題となって70万枚のヒットを記録した。
大ブレークを果たした当時について「うれしかったけど外に出ると“あっ”て言われるじゃないですか。それが心地いいものだと想像していたんですけど、やっぱりプライベートがなくなるという意味では大変なことなんだと思った」と振り返る。
しかしその後はヒット曲に恵まれず、「水道局員に転職した」などのうわさや死亡説が流れたことも。堀江は「デビューしてから2年ぐらい後にバイクの事故で脚を骨折して入院したんです。それが人から人に…っていうことでしょうね」と死亡説の根拠を推測。そして「後で聞いたんですけど、まあまあ有名なアーティストの方がラジオ番組で“堀江淳くん、死んじゃったみたい”って言ったらしいんです」ととんでもないデマの仰天の背景を明かした。
そんなうわさにも落ち込むことなく逆手にとって「堀江淳生きてますよコンサートツアー」を開催したという。“水道局員に転職”説については「(故郷の)苫小牧市の水道局に同姓同名の“ほりえじゅん”さんがいらしゃった。だから満更ウソではないんです」と笑いながら話していた。