炎上系配信者が体験する恐怖の一夜を描くPOVホラー『デッドストリーム』予告編

(ORICON NEWS)

　『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』から『女神の継承』まで、ホラー映画の一大ジャンルとしての地位を確立し、ファンを魅了するPOVホラー。毎年3月にアメリカ・テキサス州オースティンにて開催されている「SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）」で観客の心をわしづかみにし、観客賞を受賞した『デッドストリーム』（2022年）が、8月16日より、東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される（配給：SDP）。

　本作は、主演のジョゼフ・ウィンターと妻のヴァネッサが、監督・脚本・制作・編集・音楽に至るまで二人三脚で作り上げたこん身作。2022年10月、ユタ州ペイソン近郊の家で、あるインフルエンサーが自身のチャンネルでの配信中に姿を消した――炎上系配信者が“いわくつきの館”で体験する恐怖の一夜を描く。

　炎上系配信者として大人気のショーンは、過激すぎる企画が原因でアカウントを停止されスポンサーやファンにも見放されてしまう。配信者として全てを失ったショーンはスポンサーとファンを取り戻すため、復帰企画としてある廃墟でのライブ配信を決行する。深い森の奥に佇むその廃墟は、何人もの住人を死へと追いやった”いわくつきの館”だった。

　ライブ配信を盛り上げるため館を荒らし、視聴者のコメントに煽られ挑発的な行動を繰り返すショーンは、館に眠る触れてはならない何かを呼び覚ましてしまう。

　『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を思わせる不穏な冒頭から始まる本作は、没入必至の主観ショットと、クラシックホラー作品への愛とリスペクトがさく裂。本予告は、臨場感たっぷりの映像の中で、突如現れる恐ろしい“何か”に震え上がること必至だ。