石丸伸二氏 “人の話を聞かない”自身に対する印象に「違うんです。聞くんですが自分の中に既にある…」

 前安芸高田市長で、7日投開票の東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(41)が14日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。周りから見た自身に対する印象について語った。

 番組では、石丸氏の地元、広島県安芸高田市を取材。小学生時代から“論破力”が強かったことや、正義感が強かったこと、」などの地元の声を紹介した。

 梅津弥英子アナウンサーが「小学5年生の時に友達を助けるために先生を論破。余裕だったっていう感じですか?」と聞くと、石丸氏は「全く記憶にないんで。ただ分かるのは、それが自分にとって全く特別なことじゃなかったことですね。覚えてないくらい日常的な話だと思います」と話した。

 梅津アナの「(地元の)皆さんの言葉の中には“人の話を聞かない”という印象もありました」には、「違うんですよ。聞くんですが自分の中にもう既にある情報はあらためて意味をなさない、それだけです。分かっていてやってんので、それを今さら言われたって変わらないですよね」と自身の考えを述べた。

 東京都知事選で石丸氏は、3選を果たした無所属現職の小池百合子氏には及ばなかったが、165万8363票を獲得して次点と健闘。精力的な街頭演説とSNSによる発信で無党派層や若者の支持を集めた。投票率は60・62%で、前回を5・62ポイント上回った。得票数は、小池氏が約291万票で42・8%、石丸氏が約165万票で24・3%、蓮舫氏が約128万票で18・8%、田母神氏が約26万票で3・9%だった。

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