牧瀬里穂 意外?先生の資格を持つ分野「こんなに素晴らしい文化が…やってみて気づきました」

 女優の牧瀬里穂(52)が、13日放送のTOKYO FM「Grand Seiko presents My Time My Story」(土曜正午)にゲスト出演し、自身が持っている資格について語った。

 20代前半から着物を集めるようになったという牧瀬。その後、30代になって茶道を習い始めたという。「始めたきっかけは、集めた着物を着る機会がない。着る機会をつくるお稽古ごとをしようと」。また、カナダとニュージーランドに留学経験があるが、「海外留学に行っても、“日本文化を教えてくれ”と言われても、私、何も知らなかったんですよ。“何で、リホは日本という素晴らしい文化がある国なのに、何も知らないの?”って」と、日本文化を知らない自分に気づいたという。

 茶道歴は15年ほど。「じゃあ、お菓子大好きだし、茶道を習ってみようという感じで、それがきっかけです。お菓子と着物です」と、笑って明かした。

 習ってみると、日本人のおもてなしの心を深く感じることができたという。「こんなにもお客様のことを大事に考えているということ。茶道ってお手前だったり、お道具だったりを重点に置いてるんでしょう?って、私もそう思っていたけど、実はお客様がどのような状況でいらっしゃるかということを一番に考える。それが日本人の一番の良さなんだなというのを感じます」と話した。

 その一つが、季節によって位置を変える風炉釜(ふろがま)だという。茶室で湯を沸かす際に使う炉のことで、「冬は寒いので、お客様に近い方。夏はもちろん暑いので、お客様から離して、お手前する私だけが熱いという。火の前にいるので。こんなに素晴らしい文化があるんだなということを、やってみて気づきました」と説明した。

 先生の資格も取得したという。「一応そこまでは行ってるんですけど、教えるってすごく責任感が必要なので、資格は持っているけど、まだまだ教えられないという…」。自信なさげな牧瀬に、パーソナリティーの女優・松下奈緒は「ぜひ私、教えていただきたい。何も知らない、ゼロなので」とお願いしていた。

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