4人組バンド「KEYTALK」の公式サイトが13日に更新され、この日、ボーカル&ベースの首藤義勝が自身のXに投稿した脱退表明について「困惑」「内容を精査」とする声明を発表した。
「KEYTALK・スタッフ」名義で「【本日のSNS投稿についてのご報告】」と題する文書を投稿。「日頃よりKEYTALKを応援いただき、誠にありがとうございます。本日の首藤義勝によるSNS投稿について、ファンの皆様並びに関係者の皆様には、 ご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした」と謝罪。「1件目の投稿内容につきましては、 事前にメンバー及びスタッフにも一切知らされておらず、関係者一同が大変困惑しており、2件目の投稿につきましては、 各メンバーとの認識や事実とは違う箇所が多々見受けられるため内容を精査する所存です」とした。
首藤は13日午後0時に「首藤とは活動を共にできないとの旨3名からの申し出があり、メンバーの意思を受け入れた形です」として脱退を表明。午後9時には「2014年頃から耐え難い状況が生じ始め、ここ数年はグループ内で孤立を深めていた」「提案の連絡を入れても返信すらまばら」「ここ数日、全ての連絡が無視される」などと苦しい立場にあったことを主張していた。
バンドの公式Xは「今後のバンド活動につきましては、関係各所とも協議を行った上で、 改めて公式より発表させていただきます。6月24日にご報告させていただいた通り、当面の間、 イベント等のライブ活動に関しましては、3人体制での出演となります。ファンの皆様並びに関係者の皆様には、引き続き、ご迷惑及びご心配をおかけすることを深くお詫び申し上げるとともに、 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」としている。
KEYTALKは2009年に結成し、13年11月にメジャーデビュー。19年発売の「アカネ・ワルツ」が日本テレビ系ドラマ「探偵が早すぎるスペシャル」の主題歌に、20年発表の「サンライズ」がモバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」のタイアップソングに採用されるなどした。6月24日に首藤が体調不良により休養に入り、3人体制で活動を継続することを発表。公式サイトに「本日のSNS投稿についてのご報告」の文書が掲載された時点では、トップページには4人の写真が掲載されたままになっている。