中森明菜 6年半ぶりファンの前で歌った!涙ぐむ場面も…未発表曲も披露 ファン「元気そうだった」

 歌手の中森明菜(59)が12日、都内でファンクラブイベントを開催し、6年半ぶりにファンの前で歌唱した。公の場に姿を見せるのも2017年末のディナーショー以来。ジャズ風にアレンジしたヒット曲「北ウイング」などを歌唱し、涙ぐむ場面もあった。

 来場者によると、黒のドレス姿に茶色のソバージュヘアで登場。「みなさんお久しぶりです。緊張しています」とあいさつし、約1時間にわたり歌声を響かせた。来場者は「地声はDr.スランプのアラレちゃんのような声で、歌声は円熟味あふれるすてきな美声でした」。未発表曲もあったといい、来場者は「“今度アルバムに入れる曲”と説明がありました。近く正式に新アルバムや新曲のリリースの発表もあるのかも」と期待していた。

 最初こそ緊張もあったが、歌唱が進むにつれてエンジンがかかったという。ショーは和やかなムードで進行し、中森が観客に投げキッスをする場面もあった。ファンの1人は「久々に明菜ちゃんが見られてうれしかった。本当に元気そうで歌声も素晴らしかった!」と称えた。

 中森は体調不良を理由に2010年に無期限の音楽活動の休止を発表し、現在も体調回復に注力。一方で、デビュー40周年を迎えた22年8月に再始動に向けて現在の個人事務所を設立した。今年に入って活動を活発化。4月からは、YouTubeの公式チャンネルにジャズバージョンのセルフカバーの新録を公開していた。

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