カーリング女子で22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの吉田知那美（32）が12日、自身のインスタグラムを更新。トレーニング姿で鍛え上げられた肉体を披露し、「目標」について明かした。
吉田は「今日はマックスパワーの測定日でした」と書き出し、紫のブラトップに黒のレギンスというトレーニング姿の写真をアップした。
そして「わたしの今季のデッドリフト、スクワットのマックス目標は82・5kgです」と驚きの目標を告白。デッドリフトは下背部、臀部、脚部などを鍛える代表的なウエートトレーニングの種目。一般的に「まず自分の体重と同じ重量」が目標になるといわれている。ちなみに吉田の体重は22年時で公称52キロとなっている。
続けて「ここまで到達できた場合、万が一、夫が火事場や危険地帯で突然倒れたり足を負傷して動けなくなったとしても私が担いで救助できるからです」と目標設定の衝撃理由を明かした。
「担いで走る想定とし、夫の体重ちょうどではなくプラス数kgと目標設定しているため夫が痩せてしまった瞬間に私の挑戦も終わりを迎えてしまいます」とつづった吉田。「そのため夫には、私があともう一踏ん張りトレーニングをがんばるために何卒、現状を維持していただきたくお願いいたします」と締めくくった。
この投稿にフォロワーからは「知那美さんの努力！わたしも見習わないとです」「理由がほほ笑ましすぎる」「目標設定がご主人の救助っていうのが素晴らしいですね」「なんて素晴らしい奥さんなんでしょうか」「素敵な理由。そしてその重量は凄いです」などの声が寄せられていた。
吉田は22年7月に全日本スキー連盟アルペンスキーコーチの河野恭介さんと結婚している。
