俳優の谷原章介(51)が11日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。高齢ドライバーによる事故について言及した。
高齢ドライバーによる事故は相次いでおり、9日には、千葉県市原市の市道交差点で、近くの保育所の園児4人と引率の20代男女の計6人が軽乗用車にはねられた。男児(3)が頭の骨を折る重傷、他の5人は軽い打撲や擦り傷を負った。県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転していた同市の無職の女(74)を現行犯逮捕した。県警によると、軽乗用車が右折しようとし、園児らは青信号で横断歩道を渡っていたとみられる。田中容疑者は「ブレーキが間に合わなかった」と供述、県警が詳しい状況を調べている。
2015年に約949万人だった70歳以上の運転免許保有者は、23年には約1362万人に増加している。」
番組では、高齢者講習制度の詳細や、同講習を受講する高齢者の様子などを放送した。
谷原は、運転免許証の年齢の上限設置の議論で「年齢の基準だけじゃなくて、やっぱり能力でもって、認知検査でもって問題がありそうだと、運転技能の方でも検査してもらって、運転技術にの方でも問題があったら、その場合にはもしかしたら免許取り消しということになるかも知れない。返納を促すということになるかも知れない」と言い、「年齢という基準、そして能力という基準、2つともうまく運用して安全に運転できるドライバーだけが免許を取れるようになっていったらいいですよね」と自身の考えを話した。