原作は『ホタルノヒカリ』などを手掛けた、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社『BE・LOVE』連載)。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと、年下の訳ありシングルファーザー・楠見と娘・ルカの風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディを届ける。
第1話は、仕事はバリバリやる! 家事は一切しない!そんな主人公・西園寺一妃(松本若菜)は、アプリ制作会社・レスQに勤める38歳独身女性。自身が手がけたアプリが500万ダウンロードを達成して仕事は順風満帆!プライベートでは一軒家を購入して愛犬と暮らし始め、念願の“家事ゼロ”も実現!と、公私ともに大充実した日々を送っていた。
ところが、職場にアメリカ帰りのエンジニア・楠見俊直(松村北斗)が転職してきたことで平穏な暮らしが一変!無愛想で無表情、そのうえ協調性もなく理詰めでアプリにダメ出しをする楠見と西園寺さんは全く馬が合わず、西園寺さんのストレスは爆発寸前!
そんな中、社長の天野竜二(藤井隆)から、楠見と親睦を深めるように指示された西園寺さんは、仕方なく楠見と2人で食事にいくことに。しかしそこで楠見の思わぬ一面を知り印象が激変。さらに、楠見が4歳の娘・ルカ(倉田瑛茉)を育てるシングルファーザーであるという秘密を知ってしまい…というストーリーだった。
妻・瑠衣(松井愛莉)が1年前に他界し、住んでいたマンションも火災に。ひょんなことから西園寺の自宅の賃貸スペースに一時避難場した楠見だが、自身が体調を崩しても周囲に迷惑を掛けないよう出ていこうとする。「ルカが寂しい思いさえしなければそれでいいんです、それで充分なんです」と、子どものために無理をする楠見の姿をいなくなった母と重ねた西園寺は「そんな自己犠牲、自分勝手だよ」と指摘する。
ある日、楠見親子が自宅から出ていこうとするところを西園寺が呼び止め、最後に庭でバーベキューを楽しむ。そこで楠見は、亡き妻がナスを切らずに丸ごと焼いていたことを思い出す。なぜそんなこだわりがあったのか?娘のルカが「コロコロ焼くのも、ジュワ〜って割るのも、楽しいからだって」と明かす。
その思い出をきっかけに、いつしかルカとの日々を“楽しむ”ことを忘れていたことを知る。楠見は「あぁ、ごめん。そうだよな、楽しいからだよな、ママ、そういう人だったね。ごめん、パパ、ママの大切なところ…、ごめんね…ダメだね、パパ、ダメだよね」と、堪えきれずに大粒の涙を流した。
一連のシーンに視聴者からは「1話でめちゃくちゃ泣いてるんだけど」「泣きの演技が自然すぎてもらい泣きしてる」「演技力が半端ないって」「大号泣じゃん、、苦しいね辛い辛いね楠見くん、、、」「北斗の泣きシーン、震えたよ…」「泣くな北斗おおおおおおおお!!!!!抱きしめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」などの声が寄せられている。