藤森は開口一番「オリエンタルラジオというコンビは、千鳥大悟さんに狂わされたんです!」と断言。苦笑いの大悟へ「身に覚えがないとは言わせませんよ」と啖呵を切った。
20年前にデビューしたオリラジは、飛ぶ鳥を落とす勢いでゴールデンの冠番組などが次々決定するも「14年に事件が起きたんです」。それが千鳥の東京進出だった。
当時は「西の千鳥、東のオリラジ」と言われていたといい、「(千鳥が)来るや否や、うちの相方の中田敦彦が経験したことのないような、とてつもないイジリ方をし出した」と、あの中田を千鳥が猛烈にいじりだしたという。
オリラジと千鳥は一緒の番組に出ており、当時、中田は「ヒゲを蓄えてた。毎日手入れしてたあのヒゲを、大悟さんが『あのデザインヒゲ、気に入らんな』って。なんであんなヒゲをデザインしてんねん、あんなの絶対したくない、気色悪い、とまでね」と大悟が酷評していたことを明かした。
大悟は大阪から上京したばかりで「あっちゃんがいじられない存在って知らなかった」と笑うと、藤森は「あっちゃんなんて、言っときますけど、絶対にいじっちゃダメですよ!」と絶叫だ。
だが中田もすぐに反撃したといい「大悟とノブ、ノブという片仮名は大悟さんがつけ、自分だけはカッコイイ漢字。それをあっちゃんがバンッ!ですよ」と千鳥の名前をいじったが、大悟は翌週も翌々週も「あのデザインヒゲ、嫌やな」の一辺倒。「3週も4週もやれどもやれどもヒゲ。最終的に、ヒゲヒゲヒゲヒゲと4週連続ヒゲいじりされた後に、あっちゃんが取った行動は、ヒゲ、全ぞりです」と、ついにヒゲをそってしまったという。
大悟は「これはワシも覚えてる」と笑い、「ある日、あっちゃんがヒゲを全ゾリして、ワシの前に現れて、ヒゲを指して『さあ、千鳥さん。どうします?』って」と言ったと振り返り。これに藤森は「あっちゃん、かっこいー!」と大喜びだ。
藤森は「あっちゃんはひどく傷つきました。そこから自分を守るべく、いろんな理論武装をし、後に先輩に噛みついたり、吉本退社し、YouTubeでシンガポール。全部大悟さんのせい!」と笑って訴えるも、藤森が出した領収書は大悟は却下。藤森は「全面戦争!」と叫び、スタジオを爆笑させていた。