三浦瑠麗氏 蓮舫氏の敗因を分析「革新系の定食メニューを訴える応援団のメンツで引いた」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が8日「X」(旧ツイッター)を更新。東京都知事選で蓮舫氏が惨敗した原因を分析した。

 都知事選は現職の小池百合子氏と蓮舫氏の一騎打ちと見られていたが、小池氏が圧勝。蓮舫氏は石丸伸二氏に次いで3位に終わるという予想外の結果に終わった。

 最大の敗因について、立憲幹部は「(無党派層の)多くは改革の保守を求めているということなのか」と語ったという。

 この報道を受け三浦氏は「首都圏の無党派は社会リベラル、経済政策重視。多くはリアリストで9条堅持!とは思っていないし、国際常識が大事」と持論を展開。さらに「だからずらりと並んだ『革新系の定食メニュー』を訴える応援団のメンツでそもそも引いた」と無党派層の支持を得られなった原因を指摘した。

 その上で「つまり、立憲は無党派の人々がまるで見えていないということ。大都会は無党派が大半。労組の組織票さえ応援してくれない状況において、自分たちに支持層が一定あるんだとか思わない方がいい」と現実が見えていなかった…という見解を示し「現にれいわだって党首の演説の現場は盛り上がるが、国会ではたいした勢力ではないでしょう。今のような路線は共産党の組織票に頼るだけの弱体化への道ですよ」と今のやり方は立憲の弱体化につながる、とも指摘している。

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