お笑いタレント・東野幸治が5日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」に出演。陣内智則との過激なカラミで意気消沈してしまった永野に苦言を呈した。
問題のカラミは6月22日に放送されたフジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」。永野が陣内に対して「やってることはお利口な猿みたいなもの」などと悪態をつくと、最初は笑顔だった陣内が「お前、シバいたろか!」と永野に詰め寄った。
さらには永野に馬乗りになった陣内が「お前、そう思ってたんか」「あー!」と奇声。もちろんエンタメだが、すっかり永野はテンションを落としてしまい、SNSでは「顔がマジギレ」「放送事故やん」と話題になった。
東野は問題の「向上委員会」が放送される前、自身がMCを務める「マルコポロリ!」(関西テレビ)の収録で永野と共演したといい「オープニング、いつもの調子かなって思ったら、もう全然。意気消沈。ビックリして」と証言。
そして「永野君、俺のユーチューブにゲストで来たとき、言うたやん。『君、売れるけど、これからいろんなハードルがあって。どうやって乗り越えて行くん?』『いや、大丈夫ですよ』『若いクリエイターのみんな、俺を使えよー!』って言うてたでしょ。もう全然…(苦笑)」と別人のようになってしまったと語った。
東野は今回の騒動はネットニュースの情報しか知らないとしたが「いろんな言い分あんねんけど、(陣内が)髪の毛引っ張った。で、ウワ〜っと馬乗りになった。で、収録終わって『はいカット』って言うたら、陣内君が永野君の方に歩み寄って『こういうの終わりにしような』みたいなん言って終わったって聞くんですよ。でも、『こんなん終わりにしような』って言われて、(言い返していない永野は)ほぼ『イエス』『はい』ってことじゃないですか。『もう、せえへん』ってことじゃないですか。絶対、それ言ったらアカンやん」とダメ出しした。
東野は同じく毒舌キャラで再ブレークした有吉弘行は、当初は周囲と〝摩擦〟があっただろうが、貫き通したと主張。永野にも同様の対応を期待したようで「『俺、これしかないんで、やらせてください』が普通じゃないですか。陣内からしたら、『こんなんやめような』やけど、永野からするといろんなことがあって、ラッセン(のネタ)があって今これやから。『いや、今、これでやらせてもらってるんで。僕バカでしたけど、キレられない線で攻めていきたいんで、これからもよろしくお願いします』が正解やけど、『うん』って。『はい』って…。ウソやん、おい、永野、お前!」と嘆いた。
とはいえ、いつも期待に逆行する永野がおもしろくて仕方ないようで、東野は「『僕なんて…』っていやいや、お前、絶対アカンやん。もう完全に負けて。これは新しいんですか、どうなんですか?」とニヤニヤしていた。