女優の菊地凛子(43)が6日、都内で行われた「第33回日本映画プロフェッショナル大賞 授賞式」に出席した。
菊地は「658㎞、陽子の旅」で主演女優賞を獲得した。「陽子の旅は約一年前に初日を迎えてこうして賞をいただきまして本当にうれしく思います」と喜び。
「陽子は自分にとって40歳という、ここからどういう風にキャリアを積んでいけばいいかと悩んでいた時に、20年前と同じように熊切監督と撮れたということで、感慨深い作品になりました」と語った。
さらに、「自分は縁があって海外の作品に出たりもして、だけどもまた熊切さんと作品をやれたときに、『自分はまたここに戻って来れたんだな』と。日本の作品に出れるということがうれしかったんですよね。実感して高揚感があった」とも語ると、涙を浮かべた。
この受賞を一つの区切りにする。「ここからまたスタートラインに立ったんだと思っております。また一から作品を一つ一つ丁寧にやって参りたいと思います」と今後の意気込みを語った。