12日に発表されたミュージックビデオ（MV）が炎上し、公開停止騒動となった『Mrs． GREEN APPLE』の新曲『コロンブス』が、配信では好調を見せている。
MVは公開停止となってしまったが、動画なしで曲だけが公開されているYouTubeの公式チャンネルでは、再生回数が600万回を突破。26日に発表されたビルボード・ジャパンのの総合ソング・チャート”JAPAN Hot 100”（17日〜24日）でも2週目で5位だった。
12日に公開されたMVでは、バンドのメンバーが西洋風の衣装に身を包み、類人猿に乗馬やピアノを教えたり、人力車を引かせたりする内容が「植民地主義と奴隷制の肯定」「世界史を勉強した人が関係者に一人もいなかったのかな？」などとSNSで批判が殺到。13日にMVは公開停止になり、ボーカル・ギターの大森元貴が公式サイトで「あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です」などと謝罪文を発表する事態となった。
テレビの音楽番組にも騒動は波及し、14日のテレビ朝日系『ミュージックステーション』では歌唱曲が変更に。17日にTBS系で『CDTVライブ！ライブ！』は出演見合わせとなってしまった。このためX（旧ツイッター）やYouTubeのコメント欄では「曲は文句無しの神曲」「TVで歌えないなんて」「いつかTVで歌ってくれる日が来るといいなぁ」「ライブでは披露してくれると信じてる」など、披露を望むファンの声が書き込まれている。
