藤井貴彦アナ、高校生らに特別授業 平和についてやメディアの在り方について力説

藤井貴彦アナ、高校生らに特別授業 平和についてやメディアの在り方について力説

映画『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』特別授業に登壇した藤井貴彦

(サンケイスポーツ)

元日本テレビのフリーアナウンサー、藤井貴彦(52)が19日、東京都立西高等学校で、映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ 6000 の命」(21日公開)の特別授業を行った。

物語にちなんで「戦争を直接知らない私たちが考える平和の尊さ」「現代におけるメディアの役割」「いま、そしてこれからに向けて、なにができるか」という3つのテーマを軸に展開。藤井は戦争を知る世代が少なくなっている現状に触れながら、〝知る〟ことの重要性を熱弁した。

また、テレビや新聞ではなくネットやSNSを情報源にする昨今の傾向については「スマホで見る映像や音声はその人の傾向から勝手に選ばれて流れてくるものが多い。自分で検索して見たもの、その履歴からアルゴリズムで流れてくる類似した映像や画像が自分のメディアに対する視野を狭めていることを忘れないでほしい」と警鐘を鳴らし、「スマホの一画面ばかりではなく、テレビや新聞を見ることによって、自分が今まで知らなかった意見や情報を知る発見がある」と力説。

「自分と異なった考えを持つ相手の意見を体に入れてみることも大切。自分の意見だと〝点〟だけれど、相手の意見を理解すると〝線〟になる。それを続けるとやがて〝面〟になり、もっと多くの意見を理解しようとすると最終的に〝球〟になる。相手の意見にも耳を傾けて自分の意見を深める。そのバランスが大切です」と訴えた。

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